インフルエンサーを活用したPR活動事例 ~3選~
2018.12.25
SNSやブログ、雑誌、イベントなど様々な媒体において活躍する「インフルエンサー」。
PR活動における情報発信の手段として、インフルエンサーを活用可能です。
しかし、インフルエンサーの活用といってもSNSで活躍するインフルエンサーにリリース情報を配信するのか、イベントを開催してインフルエンサーを誘致するのかなど考えられる施策は様々で、施策のテンプレートが存在するわけではありません。PR担当者のなかにはインフルエンサーを活用したPR事例をお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事例を参考にすることで、自社に適した施策を見つかられる可能性があります。
そこで今回は、PR活動を支援している株式会社oneが実際に支援した事例のうちインフルエンサーを活用したPR事例を3つ厳選してご紹介します。
目次
事例① 「スイーツ店」新規オープニングのPRに活用
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【概要】
スイーツ店の新規オープンをPR
【顧客ターゲット】
10~20代女性
【PRの目的】
店舗オープニングに伴って、ブランドのローンチを行い、
できるだけ幅広く情報発信を行うこと
【活用したインフルエンサー】
① SNS上で食に関する投稿が多く、
質を重視した「本物志向」な傾向があるインフルエンサー。
② 拡散量が高い読者モデル
【成果】
ゼロベースで開店したにも関わらず、集客に成功し多くの来店客を
獲得することができた。結果的に当初は予定していなかった多店舗
展開にまで発展する運びとなった。
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スイーツ店の新規オープンをインフルエンサーを活用してPRした事例です。
この事例では、限られた予算の中でPRを行うために、高い費用が掛かる芸能人・著名人の起用は避け、比較的低価格で実施可能なインフルエンサーを活用した情報発信を行ないました。施策開始時点で系列店等はなく、新規展開であったためブランドのローンチを目的の1つとしてPRを行ないました。活用したインフルエンサーは2種類で、1つはSNS上で食に関する投稿が多いインフルエンサーを起用して情報を発信してもらいました。もう1つは、ターゲットである10~20代の女性に情報を拡散するためにターゲットへの拡散力が強い読者モデルを起用し、情報発信を依頼しました。施策はオープニング前から約1ヶ月間かけて実施され、実施後、当初は予定していなかった多店舗展開に発展するほどの盛況を博すことができました。
事例② 「女性用日用品」への顧客意識の変化を狙った活用
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【概要】
女性用日用品の周年イベント
【顧客ターゲット】
10後半~20代後半 女性
【PRの目的】
情報を見た人に、商品を「私達のものである」と認識してもらいたい。
【活用したインフルエンサー】
①首都圏在住の大学生
②10代女性に支持が高い読者モデル
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この事例は、周年イベントの一環として、インフルエンサーを活用してターゲットの商品に対する「自分のもの」という意識・感覚をより強めてもらうためのキャンペーンを実施した事例です。キャンペーンの具体的な内容としては、女性のからだと商品に関するセミナーイベントを開催し、CMタレントや商品パッケージでコラボしたキャラクターを招きました。また、フォトパネル、フォトクロップス、インスタ映えするドリンクなどのアイテムを設置したフォトスポットや、キャラクターとのツーショットが取れるフォトスポットなど、フォトスポットを複数設置し、来場者に指定したハッシュタグをつけてSNSへの画像投稿をしてもらうなど、体験型の情報拡散を行っていただきました。この事例のポイントは、インフルエンサーとしてターゲットと同年代の大学生インスタグラマーや読者モデルを起用することで、ターゲットに共感や「自分ごと化」を発生させている点です。これにより、PRの目的であったターゲットの商品に対する「私達のものである」という感覚の強化を実現させています。
事例③ 「コスメ商品」開発のための情報収集に活用
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【概要】
コスメ商品開発のための情報収集
【顧客ターゲット】
20代半ばのコンサバ女性
【PRの目的】
① 商品開発に携わった方たちから生のメッセージを聞き、
各種プロモーションで活用
② 自社オウンドメディアにおけるコンテンツとしての二次活用
【活用したインフルエンサー】
ターゲット顧客のひとりでもあるインフルエンサー
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最後に、少し珍しいインフルエンサーの活用事例として老舗コスメブランドの事例をご紹介します。まず、この事例で紹介する企業様は、顧客の年齢層が次第に高くなってきたため、若い世代にも商品が受け入れられるようにリブランディングを行ないたいというニーズがありました。そこで、アプローチしたい顧客層の中でも特に情報感度が高い人物、つまり「インフルエンサー」へインタビューを行なって、そこで得られた情報を新商品の開発へ活かす施策を実施しました。インタビューはインフルエンサーを招いての座談会方式で実施され、調査内容は新商品の開発のヒントとしてだけでなく自社がもつオウンドメディアでの配信コンテンツとしても二次活用されました。
PR活動にインフルエンサーを活用する際の注意点とは
インフルエンサーマーケティングを実施する場合、個社ごとの商材・ターゲット・目的などに応じて実施するべき施策は異なります。そのため、ここでご紹介した内容はあくまで施策を考える際の参考としてご活用ください。
「自社がどのような施策を実施するべきかわからない…」という方は、PR会社に相談することも手段の1つです。その場合は、PR会社が御社の商材やターゲット、マーケティング活動全体を通しての目的などに合わせて最適なPR活動をご提案します。
弊社の場合は、事例②でご紹介したような情報発信のためのイベント実施など、様々なPRの手段を包括的に考えご提案することが可能です。他にも、弊社ではサンプリング、イベント、動画などの様々な手段・媒体を活用して、ターゲットへ情報を届ける施策を企画します。
より詳細な支援事例やサービス内容など、PRに関するご質問・ご興味がお在りの方は、是非以下のリンクからお気軽にお問合せください。
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