「ネタ切れ」に苦しむ広報部門が、実践できていない5つのこと

2019.05.30

「ネタ切れ」に苦しむ広報部門が、実践できていない5つのこと
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多くの広報担当者が苦しんでいる、配信コンテンツの慢性的な「ネタ切れ」問題。
実は、ネタ切れに苦しむ広報部門の多くは、ある5つの共通点のことを実践できていません。
今回は、慢性的なネタ切れから脱却するための抜本的な解決策についてご紹介します。

マーケティングリサーチ

配信コンテンツのネタ切れに悩む広報部門

広報誌制作、ブログ更新、SNS運用、プレスリリース作成など、さまざまな形式で、情報発信を行う広報担当者。
配信コンテンツの慢性的な「ネタ切れ」も弊社でよく受けるご相談の1つです。

実際、広報担当者が、季節感のあるコンテンツを考えてみたり、同僚にネタがないか相談したり、WEB検索で自社に関連する情報を探してみたり...といった、目前のネタ収集に追われ、慢性的なネタ切れ問題に陥っています。

実は、慢性的なネタ切れに悩む広報部門にはある5つの共通点があります。
これらのポイントをチェックして改善することで、ネタ切れに苦しまない広報部門をつくることが可能です。
次の章で、詳しく解説します。

ネタ切れが発生する広報部門:5つの共通点

慢性的なネタ切れに悩む広報部門には、決まって5つの共通点があります。
しかしながら、これらのポイントを押さえ、継続できる社内体制を整えることで、「ネタ切れ広報部」から脱却することが可能です。ネタ切れで悩む広報部門の5つの共通点をまとめてみましたので、自社の広報部門が該当しないか、チェックしてみてください。

1.広報活動の目的が不明瞭である

まずは、意外とおろそかになりがちな「目的」の設定です。どのような施策でも共通していえることですが、目的が不明瞭な取り組みは、具体的な活動を計画することができません。社内広報担当者にありがちな、ある日突然任命されたという方ほど、自分が何を期待されているのか、社内における広報の役割が何なのかを社内ですり合わせできておらず、なんとなく情報発信を行ってネタ切れになってしまうというケースが往々にしてあります。
広報活動に取り組むときは、初めに目的を明確にしたうえで情報収集・発信を行いましょう。

2.情報のボリュームを重視しすぎて、小さなコンテンツを発信していない

「新商品の発表」「プロモーションイベント出展」など、大きな出来事がないと、発信することができないと思っていた。という声を聞きますが、実際、大きなイベントなどなくても上手に情報発信を行っている企業はたくさんあります。特に、ブログなどに比べて更新頻度が重視されるSNS運用では、広報担当者が何気ない日常の気づきや出来事を発信するだけでも充分な広報活動となります。例えば、次のような小さな出来事でも問題ありません。

「今日は社員でお花見をしました。」
「営業部長が、目標達成のお祝いに社員へチョコレートを配ってくれました!」
「今週は、弊社代表おすすめの書籍○○を読みました。」
「オフィスの受付では、弊社イメージキャラクターの○○がお出迎えします。」
「社員が地域のスポーツ大会で入賞しました!」

自社のブランドイメージを損なってしまう内容でなければ、このような小さな出来事からも自社の社風・雰囲気などを発信することができるため、立派な広報活動になります。広報担当者は、「このネタは誰も興味ないだろうな...」という思い込みで小さなネタを見過ごしてしまわないよう、日頃からアンテナを高く張っておくことが重要です。また、同様にこうした些細な出来事は、社内広報誌を作成する際のネタとしても活用することができます。

3.情報を打ち出す「切り口」にバリエーションがない

ネタ切れに悩む企業の多くは、情報を打ち出す「切り口」にバリエーションがありません。
1つの情報を1つの側面からしか発信せず満足してしまっている状態です。
例えば、新商品発売のリリースを作成する際に、その商品の説明を1から10までだけ書いたリリースでは、1つの側面のみの切り口となってしまいます。
そこで、商品の利点や強みを強調したリリース、デザインのポイントを紹介するリリースなど複数の視点からリリースを作成するだけで、掲載文章も反応するターゲットもまったく異なったリリースとすることができます。
このように、1つのネタでも様々な「切り口」から捉えることで、複数回に分けて配信することができます。ネタを様々な角度で捉える柔軟な視点も、広報担当者には大切なスキルです。

4.「データ」を保有していない / 活用できていない

ただデスクに座って考え込み、なにもないところからネタを生み出すことはPR・広報を専門に行っているスタッフでも至難の業です。
広報担当者は、自分からネタを作るための仕掛けを作ることが大切です。

その1つとして、「データ」を活用することも効果的です。
マーケティングリサーチデータ、社内アンケート、社内外のインタビュー、自社商材の会員・利用者情報など、定量・定性それぞれのデータを集めて活用すれば、独自のコンテンツを作成することが可能です。

例えば、自社商材を実際に利用している顧客に、座談会形式のインタビュー調査を実施し、商材について気に入っている点・改善してほしい点などの率直な意見を聞くだけで、コンテンツのネタになります。
また、このようなリサーチデータは社内の企画・マーケティング・営業活動など様々な場面で活用できるため、大変重宝されます。リサーチデータの活用例はこちらの記事でも紹介しています。
▼PR活動・営業資料にも。マーケティングリサーチをフル活用する、4つの方法


ただし、ただデータを集めても、上手く活用できなければ意味がありません。
リサーチデータが持つ信頼性・中立性という利点を活かして、メディア掲載を狙ったプレスリリース配信を行うことが効果的です。リサーチデータのプレスリリースへの活用方法は、こちらの記事にまとめています。
▼【編集者はデータがお好き】メディア掲載にリサーチデータを活用しよう

5.社内情報をキャッチアップできる体制ができていない

広報の仕事は、社内のあらゆるところで生まれる情報を拾い上げ、適切な形式で発信することであるといっても過言ではありません。どんな企業であっても、日々新しいネタの種が必ず生まれています。
そこで、広報部門では他部門とのコミュニケーションを活発に取り、自ずと情報が入ってくる環境を整えておくことが重要です。具体的には、次のような取り組みがおすすめです。

○社内向けに広報活動への理解・協力を呼びかける
○他部門の会議に積極的に参加する
○社員インタビューのローテーションを組む
○社員と定期的にランチにいく
○今週のNEWS TOPICSを共有し合う場(朝礼やメールなど)をセッティングする

また、気軽に情報共有する関係構築も大切です。
もしも社内で「広報に教えたら、秘密事項を漏らされてしまう」というイメージがついてしまえば、広報部門としては痛手です。開示して良い情報/悪い情報の見極めや秘密保持の体制についてもきちんとルールを設けましょう。そのうえで、社員一人一人に広報活動へ参加してもらえるよう呼びかけることが大切です。

ネタ切れを防ぐためには、広報のノウハウや経験も重要

これまでネタ切れが発生する広報部門の共通点と改善策をご説明しました。もし自社で当てはまるものがありましたら、ご紹介した改善策を実行してみてください。また、ここまでご紹介した内容からも、広報部門には目的設定から、ネタ収集の体制構築、情報打ち出しのバリエーション、データの収集・活用と、専門的な知識や経験を用いる部分も多数あります。

弊社では、これまで、ノウハウなどが少なくお困りの場合や安定した広報部門の構築が課題の企業様、人員が足りず思うような活動ができない企業様など幅広くご相談を受け付けております。


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