プレスリリースとニュースリリースの違い
公開日:2023/05/15 最終更新日:2023/06/06
広報活動の基本とも言える「プレスリリース」。
広報担当者では言葉自体を知らいないという方は少ないのではないでしょうか。
しかし広報活動を行っていると、近しい言葉として「ニュースリリース」や「ニュースレター」というものも聞くことがあり、これらの違いはなんなのかと疑問に思うこともあるかと思います。
この記事ではプレスリリースとニュースリリースの違いやニュースリリースとニュースレターの違いを中心に解説しています。
ニュースリリースとプレスリリースの違い
結論からお伝えするとプレスリリースとニュースリリースはほぼ同じ意味として使われています。
どちらも企業や団体が最新の情報や世の中に伝えたい情報を公式文書として発表するために利用されています。
厳密にはプレスリリースは報道機関やメディアに向けて配信されるもの、ニュースリリースは消費者に直接情報を伝えるためにも利用されるものとして分けられることもありますが、定義がきっちりと決まっているわけではありません。
企業によっては意味を分けて利用している場合もありますが、多くの場合では「プレスリリース」という言葉で統一されている場合が多いように感じています。
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ニュースリリースとニュースレターの違い
プレスリリースとニュースリリースは、ほぼ同じ意味の言葉ですが、ほかにも似たもので「ニュースレター」があります。
ニュースレターを他のものを比較するために、ここではニュースレターとはなにかを紹介します。
ニュースレターとは?
ニュースレターとは企業や団体が発行する刊行物のことで、ニュースリリースとは異なり、新しい情報だけではなく既出の情報や、規模が小さい情報など、1つのテーマとしてコンテンツをまとめたものです。
これまで注目されなかったニュースであっても、テーマを決め切り口を考えて、改めて情報をまとめることで、新たなコンテンツとして情報を届けることができ、メディアの目に留まる可能性があります。
記者クラブに投げ込むことや配信することもできるため、ニュースレターを作成する際には問い合わせ先も明記しておくのがおすすめです。
製品やサービスの変わったの季節になった使い方など、役立つ情報として自社のサービスや製品をまとめることで、ニュースレターを起点として、記事化、テレビ番組での取り上げに繋がることもあります。
メディアリレーションズにも役立つものですので、広報活動で利用してみてください。
ニュースリリースとニュースレターは目的によって使い分けよう
ニュースリリースとプレスリリースは同じ意味として扱われている言葉ですが、ニュースレターはニュースリリースやプレスリリースとは異なるものです。
・ニュースリリース・プレスリリース:新しい情報を届けるもの
・ニュースレター:既存の情報などを、新たな切り口でコンテンツとしてまとめあげたもの
となり、配信目的や役割が異なります。
それぞれの言葉を正しく使い、情報発信に最適な方法を利用してみてください。
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