ニュースレターとは?作り方と作成するメリット

公開日:2023/05/16 最終更新日:2023/06/06

ニュースレターとは?作り方と作成するメリット
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広報活動でよく使われるツールの1つに「ニュースレター」があり、見たり聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ニュースレターは継続的に関係者と接点を作り、関係を構築していくことを目的に活用されることが多くあります。

この記事ではニュースレターとはどんなものなのかを解説し、ニュースレターを配信するメリットや、作成する時に盛り込む内容の例を紹介致します。

ニュースレターとは?

ニュースレターとは、企業やサービスのファンを生み出すことや、長期的な関係性を構築することを目的として定期的に発行され配信されるコンテンツのことを言います。

配信対象はメディアだけではなく、一般消費者、株主、従業員など、企業やサービスに関係する方に幅広く送られます。

内容は受け取る側に読んでメリットがあるような内容で構成され、企業やサービスに対して新規感を抱いてもらったり、ブランドイメージを向上させる役割があります。

プレスリリースとの違い

企業が配信する情報の形式として「プレスリリース」もありますが、プレスリリースはこれまでは発表されていなかった新しい情報を報道機関向けに発表するための資料であり、メディアに取り上げられることを目的としています。

また、プレスリリースは大前提として「新しい情報」が含まれていることが必要です。

一方でニュースレターは報道機関向けにかぎらず、関係者に幅広く届けられる情報であり、内容は必ずしも「新しい情報」である必要はありません。

発行の目的でみても、ニュースレターはメディアに取り上げられることだけを目的としておらず、ファンを増やすことや長期的な関係性を構築することも目的としている点もプレスリリースとは異なる点です。

ニュースリリース、プレスリリース、ニュースレターの違い

ダイレクトメールとの違い

消費者に向けて企業が発信するものとして「ダイレクトメール(DM)」もあります。

一見ニュースレターと似たようなものではありますが、ダイレクトメールは、広告・宣伝としての目的が強く、企業が売りたいもの、使ってほしいサービスを訴求することが多いです。

一方でニュースレターは繰り返しですが、企業やサービスに対して興味を持ってもらったり、親近感を持ってもらったりすることに重きをおいたものであり、セールスではなく、関係性の構築に重点をおいたものです。

ニュースレターを配信するメリット

ニュースレターは関係者との接点となるものですので、良好な関係を築けるチャンスとなります。

定期的に接触することで、企業やサービスのことが忘れられないようにする他、徐々に興味を持ってもらい、結果的に購買に繋がる可能性もあります。

専門性の高い内容や役に立つ情報の発信を続けることで、業界内で専門家としてのポジションを確立できることもあります。

プレスリリースとは異なり、新規情報がなくても成立するものですので、継続的な発信に役立つともいえます。

ニュースレターの内容例

いざニュースレターを作成配信しようと思った時に、どのようなネタを入れればいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。

ここからはニュースレターでよく取り上げられるトピックの例を5つ紹介します。

時事ネタ・トレンド

ニュースレターの内容として、時事ネタやトレンド情報は興味を持ってもらいやすいため、よく使われる情報です。

業界に関係するデータを取得したり、ニュースと自社のデータの相関など、データを利用することで興味を持ってもらいやすかったり、メディアにとりあげてもらえる確度が高まったりします。

必ずしも大きなネタである必要はなく、毎年あるクリスマスや正月、春休みやゴールデンウィークや夏休みなど、時制に絡めたネタも効果的です。

お役立ち情報

商品の基本的な使い方、裏技的な使い方などの役に立つ情報は喜ばれやすいため、ニュースレターで紹介するのにおすすめです。

広告ではありませんので、役に立つ、面白い、驚きなど、読み手が読んでいて楽しいと思える情報であることを意識して作成しましょう。

開発秘話や歴史

商品の累計販売数は販売高が一定の数を超えたタイミングや、発売から10周年などの周年を迎えたタイミングはニュースレターにいいタイミングです。

ニュースレターにまとめる際には、これまでの歴史、開発時の秘話など、社内では知られているが社外にはあまり知られていない情報などを加えることで興味関心を持ってもらえるのでおすすめです。

イベントレポート

なにかしらのイベントを行った場合はイベントレポートもニュースレターのネタになります。

今回は参加できなかった方でも、レポートの内容をみて次回以降の参加に興味を示してくれるかもしれません。

大きなイベントでなくても、ボランティアへの参加などもニュースレターにすることで自社のやっていることを関係者に伝えることができ、関係性の構築に役立ちます。

お客様インタビュー・お客様の声

ニュースレターを読む方の中にはまだ商品やサービスを利用したことがない方もいます。

そんな方にとって第三者の意見や評価は参考になるので、喜ばれる内容です。

ニュースレターを広報活動に活かそう

ニュースレターを配信するためには、何を伝えたいのかを考え、それに合わせて時事ネタと絡めたり、お役立ち情報としてまとめたり、1つのコンテンツとして制作をする必要があります。

手間はかかるものの、相手が喜ぶものを制作し配信することは信頼関係の構築に繋がり、結果的に自社のブランディングや売上げ向上につながっていきます。

この記事で紹介したニュースレターの内容例などを参考に、ニュースレターを貴社の広報活動に活かしてみてください。

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