メディアとは?マスメディアとの違いを解説

公開日:2023/05/18 最終更新日:2023/06/07

メディアとは?マスメディアとの違いを解説
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広報活動において「メディア」との関係性構築は欠かせないものです。

しかしメディアとはどういったものなのか、マスメディアとの違いは何なのか、マスコミとの違いは?など理解しておかなければ、相手との関係性を構築することは難しく困難です。

この記事ではメディアとはどういったものなのかを解説すると同時に、マスメディアとの違いや4大マスメディアと呼ばれるものについて、それぞれの特徴などを解説しています。

そもそもメディアとは?

メディアは、情報やメッセージを伝達するための媒体や手段のことを指し、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット、ソーシャルメディアなどが一般的な例です。

メディアは、情報やコンテンツを製作・編集し、それを受け手である視聴者、聴取者、読者、利用者に提供する役割を担っています。

メディアとマスメディアの違い

メディアと似た言葉として「マスメディア」という言葉を耳にすることが多い方も多いと思います。

マスメディアは、大量の視聴者、聴取者、読者に対して情報を伝えるためのメディアの一部を指し、 テレビ放送局、ラジオ局、新聞社、雑誌社が4大マスメディアと呼ばれています。

マスメディアは、社会的な影響力があり、大衆への情報発信や意見形成の場として重要な役割を果たしています。

したがって、マスメディアはメディアの一形態であり、大規模な視聴者や読者に情報を提供することを特徴としています。

一方、メディアは広範な媒体や手段を包括的に指し、情報やメッセージの伝達を目的とするさまざまな形態の媒体を含みます。メディアは、マスメディア以外にも、個人のブログ、オウンドメディア、ソーシャルメディア、ユーザー生成コンテンツなど、多様な形態で存在しています。

マスメディアとマスコミの違い

マスメディア(Mass Media)とマスコミ(Mass Communication)は、類似した意味を持つ用語ですが、微妙な違いがあります。

マスメディアは、大量の視聴者や読者に向けて情報を伝えるメディア全般を指します。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットなど、広範なメディア形態が含まれます。マスメディアは、情報を製作・編集し、一斉に配信することで、広範な視聴者層に情報を提供します。

一方、マスコミは、マスメディアを通じて情報を伝えるプロセスや活動を指します。マスコミは、情報を製作・編集し、それをマスメディアを通じて一般の人々に伝えるための手法や技術、コミュニケーションの方法を包括しています。マスコミは、ニュース記事や報道、広告、エンターテイメントなど、さまざまな形態のコンテンツを通じて情報を伝える役割を果たしています。

簡潔に言えば、マスメディアは情報を伝える媒体そのものを指し、マスコミは情報を伝えるプロセスや活動を指します。マスメディアはマスコミの一部であり、マスコミはマスメディアの中で情報の伝達を担当する役割を持っています。

マスメディアの種類

ここからは4大マスメディア「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」について、それぞれの特徴を紹介します。

テレビ

テレビは映像と音声を使って情報やエンターテイメントを提供するメディアです。

その特徴は、大規模な視聴者層にリーチすることができ、視聴者に直接映像や音声を伝えることができる点です。

テレビはニュース、ドラマ、バラエティ番組、スポーツなど様々なジャンルのコンテンツを提供し、広告やCMも効果的に展開することができます。

新聞

新聞は文字による報道や情報を提供するメディアです。

日刊紙や週刊誌などの形態で発行され、一般的には幅広いトピックをカバーしています。

新聞の特徴は、詳細な情報や解説記事、コラムなどを提供し、読者に深い情報を提供することです。定期的に発行されるため、読者は自分のペースで情報を読むことができます。

雑誌

雑誌は特定のテーマや分野に特化した情報やエンターテイメントを提供するメディアです。

月刊誌や季刊誌など、一定の周期で発行され、その特徴は専門性の高い記事や写真、インタビューなどを通じて深い情報やトレンドを提供することです。

雑誌は特定の興味関心を持つ読者に対して、より詳細な情報や洗練されたコンテンツを提供します。

ラジオ

ラジオは音声のみで情報やエンターテイメントを提供するメディアです。

ラジオは比較的低コストで番組制作が可能であり、特に移動中や家事をしながら聴くことができる利便性があります。

ニュース、トーク番組、音楽、ライブイベントの中継など多様なコンテンツを提供し、視覚に頼らない音声の力でリスナーに訴えかけます。

webメディアはマスメディアには入らない?

スマートフォンの普及に伴い、以前よりも更に身近になったインターネット。

そのインターネット上で情報発信をしているサイトのことを「webメディア」といい、ニュースサイトやポータルサイト、キュレーションサイト、ソーシャルメディアなどさまざまなサイトがあります。

またインターネット上でテレビ番組を見る「TVer」や動画配信サイトなども閲覧数が伸びており、ユーザーへの影響力を高めています。

webメディアは4大マスメディアとしては数えられないものの、マスメディアと同じかそれ以上の影響力があることから「第5のマスメディア」と呼ばれることもあります。

広報PRにおけるマスメディアの重要性

さまざまな情報を発信しているメディアですが、中でもマスメディアは大規模な視聴者や読者に向けて情報を発信する媒体ですので、広報担当者はマスメディアを活用して、企業や組織のニュース、イベント、プロモーションなどを広く効果的に伝えることができます。

またマスメディアは一定の信頼性と公共性を持っている特徴もあるため、マスメディアに取り上げられることは企業やブランドの信頼性を高め、価値を高めることができます。

webが普及し影響力を高めてはいるものの、マスメディアに取り上げられる価値は高く、広報担当者としては、マスメディアに取り上げらためにリレーションを強化する価値は未だに低くくなく、企業の広報活動として重要なことといえるでしょう。

メディアと良好な関係を築いていこう

メディアを通して自社の情報を世の中に広げることは、信頼性も高く影響力も高いです。

しかしながら、メディアに情報を送ればすぐに情報を取り上げてくれるものではなく、日々の関係性構築(メディアリレーションズ)が重要となります。

メディアは媒体ごとに特徴があり、発信している情報の傾向や表現などがありますので、それらを研究し、自社の情報を提供することで、メディアに取り上げられる確度を高めることができます。

良好な関係を構築することを意識し、広報活動をおこなってみてください。

弊社ではメディアリレーションズを含め、広報活動の代行を行っています。興味のある方は気軽に問い合わせください。

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