「マーケティングリサーチ」とは?活用方法・実施の際の注意点を解説

2019.02.12

「マーケティングリサーチ」とは?活用方法・実施の際の注意点を解説
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マーケティングリサーチとは、企業がマーケティング施策を実施するうえで有効な施策を導くための判断材料となる「調査」のことです。調査する情報はマーケティングリサーチを実施する目的によって変化します。

今回は、マーケティングリサーチの活用方法やリサーチで得られた情報の副次的な活用方法などについてご紹介致します。

マーケティングリサーチ

マーケティングリサーチとは

マーケティングリサーチは、上述の通りマーケティング施策における意思決定のための判断材料を集める「調査」のことです。まずは、マーケティングリサーチにおける基本的な事項を整理して解説していきます。

調査する情報 / 調査手法

調査対象は顧客・市場などで、顧客の興味・関心・嗜好を明らかにして自社製品・サービスが狙うべきターゲットを明確にし、競合の状況や市場参入状況の難しさなどといった市場環境を明らかにします。
例えば顧客を対象とした調査の場合、アンケート電話 / 郵送調査モニター調査インタビュー調査など様々な調査手法を活用してデータを収集します。最近では、SNS上で日頃自然に発信されている情報を収集して分析する「ソーシャルリスニング」などの比較的新しい調査手法も登場しています。

マーケティングリサーチの種類

マーケティングリサーチでは、既に存在している顧客情報・市場データなどを入手して分析する方法もありますが、顧客などの調査対象者から直接データを収集・集計する場合は、大きく分けて以下2種類の調査方法があります。

●定量調査
●定性調査


定量調査とは、収集されたデータを数値化することを目的とした上で実施される調査です。調査対象者に聞きたい設問項目をアンケート票にまとめ、配布・回収して集計する調査方法です。
この方法では、1度に沢山の対象者へ調査を行うことができ、データを数値で集計できるという特徴があります。用途は調査対象に設定した顧客の興味・関心・嗜好などの傾向を数値で捉えたり、調査対象者の属性別に集計データを分析して顧客属性と興味・関心・嗜好の相関性や分布を調べたりすることができます。



一方、定性調査とは、モニター調査やインタビュー調査など調査対象者の行動や態度、口調の抑揚など数値化しづらい情報の収集や新たな疑問についての質問を行えるため、顧客の隠されたホンネ(=インサイト)を収集することができます。この調査方法では、1度に沢山の対象者へ調査を行うことはできませんが、調査員と調査対象者のリアルタイムな問答が発生するため、調査対象者の回答を受けて更に深掘りした質問を行うことができるなど、得られる情報を深堀することができるという特徴があります。定量調査では、1度に大量のデータを収集できる分、事前に準備しておいた質問以外について情報を深堀することができません。
これらの調査方法は、実施目的に応じて使い分けたり組み合わせて使ったりすることが大切です。

これらの調査方法は、実施目的に応じて使い分けたり組み合わせて使ったりすることが大切です。

マーケティングリサーチの活用場面

どのようなマーケティング施策であっても、ターゲットを明確に描けていなければ正しく戦略設計を行うことはできません。これは、商品企画においても同様のことがいえます。マーケティング施策・商品企画で扱う商材のターゲットを明確化するために、顧客のニーズや課題がどこにあるのか調査するうえでマーケティングリサーチが活用されます。

具体的には、例えば顧客にモニター調査やインタビュー調査を行い、製品やサービスに対して顧客が潜在的に欲しいと思っている機能やデザインなどの情報(インサイト)を引き出して、マーケティング施策のターゲットや企画するべき商品の方向性などを決定していきます。

つまり、マーケティングリサーチによって得られたデータは、主に次のような場面で活用します。

① 新しいマーケティング施策をはじめる場合
② 現在行っているマーケティング施策を見直す場合
③ 商品企画を行う場合

マーケティングリサーチによって狙うべきターゲットを明確にすることで、マーケティング施策の選定・設計や商品企画を正しく行えるようになるため、勘や思いこみでターゲットを設定した場合と比べて確実に成果を狙うことができます。客観的・定量的で信頼性のあるデータを得られるからこそ、マーケティングリサーチは大切です。

また、マーケティングリサーチによって当初予定していなかった新たなターゲットやブルーオーシャン(=第2ターゲット)を発見できる場合もあり、その場合既存の商品のままアプローチするターゲットを増やすことで売上拡大を狙うこともできます。

マーケティングリサーチを2次活用するアイデア

マーケティングリサーチによって得られた客観的・定量的な信頼性のあるデータは、企業にとって価値ある資産となります。リサーチデータは、本来の目的であるマーケティング施策の設計や商品企画などの他にも、営業資料の信頼性向上やSNS・自社ブログでの配信コンテンツ確保、広告効果の引き上げなどへ2次活用することが可能です。リサーチデータの2次活用の詳細については、以下の記事で詳しく解説しております。

■PR活動・営業資料にも。マーケティングリサーチをフル活用する、4つの方法

マーケティングリサーチを実施する方法

自社でマーケティングリサーチを実施する場合は、まずは調査目的と調査対象者を明確にしましょう。例えば、調査目的が「Aの機能やデザインに関して持つ真のニーズ・課題を把握し、今後のマーケティング活動における効果的な訴求方法を探ること」ことであるならば、既存顧客などのリストから調査対象者を抽出することが考えられます。

調査目的・調査対象者を決定したら、顧客にメールなどの方法で一斉にアンケートを送付するのか、あるいはインタビュー調査の機会を設けるのかなどといった調査方法を選びましょう。

ここまで完了したら、後はマーケティングリサーチの設計と実行に移ります。設計では、目的を達成するために「何を」質問するべきなのか質問項目を洗い出してまとめ、定性調査の場合は会場などの手配を行えば完了です。
実施後は、データの集計・分析を行って、調査の目的を達成するために活用します。

まとめると、マーケティングリサーチの実施に当たっては以下のフローが必要になります。


<マーケティングリサーチ実施フロー>


1.「調査目的」の決定
2.「調査対象者」の決定
3.「調査方法」の決定
4. 調査設計
5. 会場の手配・実施
6. データの集計・分析



以上のフローで最も大変なのは、「調査対象者の確保」と目的に合致した「調査設計」、「データの分析」のフローではないでしょうか。このフローはワンストップで一貫した設計・実施がされないと、マーケティングリサーチのそもそもの実施目的を達成することができません。

自社での実施が難しい場合には、この設計とリサーチを一貫して行える企業に代行してもらう方法もございます。その場合は、単に調査・集計・レポーティングだけを行う企業ではなく、マーケティングリサーチの実施目的をしっかり理解し、実施フローを一貫して設計できる企業に依頼することをおすすめします。

弊社でも、マーケティングリサ―チのノウハウやリソースをフル活用して、実施後のマーケティングコミュニケーションやプロモーションまでを見据えた、ワンストップでのマーケティングリサーチを支援しています。

ご興味のある方は、ぜひお気軽に以下のURLよりご質問やお見積り依頼などのお問合せください。

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