PR・営業・広告に効く!リサーチデータ活用の実務ガイド☝️

公開日:2025/11/21 最終更新日:2025/11/25

PR・営業・広告に効く!リサーチデータ活用の実務ガイド☝️
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マーケティング活動において、企業が意思決定を行うためのデータを取得できるマーケティングリサーチ

課題解決や新たな施策の展開に際して、実施されている企業も多いのではないでしょうか。
しかし、中には取得したデータを充分に活用しきれずに眠らせてしまっている、もったいないケースも多くみられます。

マーケティングリサーチで得たデータは、マーケティング活動だけでなくPR活動や営業資料の作成などの、様々な場面で活用できます。

今回は、マーケティングリサーチで取得したデータを、有意義に活用するための「4つの活用方法」をご紹介します。

🔸活用方法① PR活動の成果を高めるリサーチデータ活用

PR活動で狙ったメディアに掲載されるためには、リサーチデータの活用が非常に効果的です。
特に、メディア露出に大きく関わるのがプレスリリースの内容です。

プレスリリースでは編集者に「掲載したい」と思わせることが重要で、そのためには時事性・信憑性・中立性の3つが揃っている必要があります。マーケティングリサーチで得たデータを活用すれば、客観的な根拠に基づいた内容を作れるため、このうちの信憑性中立性をしっかり押さえることができます。

例えば新しいベビーカーをPRする場合、商品の特徴を一方的に伝えるだけでは、掲載に結び付きにくいことがあります。しかし調査データを活用して、

「子育て中の保護者からは軽量性や耐久性を求める声が多く、持ち運びの負担が課題として挙がった」

というニーズを明らかにし、

「そこで当社の新商品では従来比〇%の軽量化を実現し、コンパクトに折りたためる仕様を採用した」

と客観的な根拠を示せば、メディア側にも説得力のある訴求が可能になります。

このように、リサーチデータを基にしたリサーチPRは、PR活動の成果を大きく向上させる手法として非常に有効です📢✨

🔸活用方法② 営業資料で自社の優位性をアピール

商談では、他社との差別化や自社商材の優れている点を伝えることが欠かせません。
しかし、どれだけ熱意をもって説明しても、根拠がなければ説得力は弱くなってしまいます。

「業界No.1」や「リピート多数」などの表現も、裏付けがなければ信頼性を欠いてしまいます。

ここで役立つのが、マーケティングリサーチによる客観的なデータです。
市場調査や顧客調査などのデータは、営業資料に簡単に転用できるうえ、第三者の視点による客観性が加わり、資料の信頼性を高めてくれます。

また、リサーチデータを基に「リピート率〇%」など具体的な数値を堂々と表現できれば、顧客の興味を引きやすい資料作りが可能になります。さらに、グラフなど視覚的な形に加工することで、直感的にわかりやすく、自社の強みをより効果的に伝えられます📈✨

🔸活用方法③ SNS・ブログ等の情報発信コンテンツへ展

SNSやブログで情報発信を行う企業は近年増えており、PRや集客、ブランディングの観点からも継続的な発信が重要です。しかし、ネタが不足すると更新が滞り、効果が弱まってしまいます。

マーケティングリサーチのデータは、読者にとって価値ある情報が多いため、SNSやブログ向けのコンテンツとして最適です。

例えば、来店顧客の属性調査を行い、
「シニア女性に人気の商品」
「出張中の男性客が多い」
といった傾向が分かれば、

「シニア世代に選ばれる◯◯の理由3選」
「出張中の男性が思わず立ち寄る店とは?」

といった、読み手の興味を引くコンテンツに展開できます。

また、分析を一から行わなくても、リサーチデータを使ったプレスリリースをそのままSNSやブログに活用することも可能です。

ただし、似た内容ばかり発信してしまうと読者の関心が薄れてしまうため、業界トレンドなど商材と直接関係ない話題も適度に取り入れ、読者に有益な情報を継続して届けることが大切です📱✨


🔸活用方法④ グラフ・数値データを使用した高効果の広告

広告はユーザーにとってメインコンテンツではないため、ユーザーの興味・関心を惹く内容でなくては効果がありません。ユーザーの興味・関心を惹く方法としては、効果的なクリエイティブを用意する手法があります。

反応率の高いクリエイティブを作るため有効なものの1つが「数値」です。例えば「98.7%の顧客が満足」などといった表現です。

具体的な数値データは、顧客の興味・関心を惹きやすく、広告の集客効果を上げる働きが期待できます。しかし、客観的で厳正な調査に基づいた根拠なしではこのような宣伝文句は打ち出せません。

万が一、根拠なくしてこのような表示を行った場合、「特定商取引法第12条」違反、「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」違反、詐欺罪等に問われることが考えられますので注意が必要です。

また、WEBのバナー広告や雑誌広告などさまざまな広告がありますが、どの広告においても、文章だけの広告は画像・動画等を用いて視覚的に表現した広告と比べスルーされてしまいがちです。

ユーザーの目を引く広告を作成するため、マーケティングリサーチで得た数値データをグラフなどの視覚的な資料に加工して広告原稿に掲載すれば、広告の集客効果を高めることもできます。

📌リサーチデータを2次活用して、成功するマーケティング施策を

以上のように、リサーチデータはPR活動や営業資料の強化、SNS・ブログなどの活用、広告クリエイティブの強化などに活用することが可能です。

今回は、リサーチデータをフル活用するための方法として以上4つの活用方法をご紹介しましたが、目的に合ったリサーチデータを得るためには、調査対象、調査手段、調査項目などを綿密に設計したマーケティングリサーチの実施が必要です。

調査設計、実施、またその活用方法や掛かる費用など、詳細は以下の「関連サービスのご紹介」から資料請求・お問合わせください。

是非みなさまも、マーケティングリサーチを最大限に活用してPR活動や営業活動等に役立ててください。

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