記者クラブへの投げ込みとは?プレスリリースを投げ込みするメリットを解説💡
公開日:2026/01/09 最終更新日:2026/01/09
プレスリリースをメディアへ届ける方法としては、配信サービスを利用したり、自社が管理しているメディアリストに連絡を取るのが一般的ですが、「記者クラブへの投げ込み」という方法でプレスリリースをメディアに届けることも可能です。📨
この記事では、記者クラブへの投げ込みとはどういった行為なのか、やり方や実際に投げ込みを行う際の注意点について解説していきます。
記者クラブへの投げ込みは、情報を伝える1つの手段として覚えておいて損はありません。効果的な広報戦略を立てる際の1つとして、ぜひ参考にしてください。✨
目次
📃記者クラブへの投げ込みとは、直接持ち込みをすること
「投げ込み」とは広報の業界用語で、記者クラブへ直接プレスリリースを持ち込むことを指します。
投げ込みを行うことで、一度に複数のメディアに情報を届けることができます。
※記者クラブとは?
テレビ局や新聞社など大手メディアが中心となって構成される任意組織のこと。
各省庁や政党、行政機関、証券取引所や商工会議所といった業界団体内に設置されており、設置された団体への継続的な取材、情報収集、報道記事の作成をしています。
🔷記者クラブへの投げ込みを行うメリット
記者クラブへ投げ込みを行う最大のメリットは、一度に複数のメディアに情報を届けられることです。普段なかなか関わることのできない記者とも接点を持てるため、自社のメディアリスト外へのアプローチが可能になります。🤝
2つ目のメリットは、アプローチしたい業界の広報担当者に効率よく届けられることです。
記者クラブはそれぞれの団体ごとに、取材分野が明確に分かれています。
例えば、総理大臣官邸の敷地内にある「永田クラブ(内閣記者会)」では、内閣総理大臣や官房長官、首相官邸、内閣府などの取材を担当しています。
このように、記者の興味・関心分野が明確なため、自社の広報内容に合わせてアプローチ先を絞ることができ、効率的な広報活動につなげることができます。✨
🙌記者クラブへ投げ込みを行う手順
具体的に記者クラブへ投げ込みを行う手順は次のとおりです。
工程別に詳しく紹介します。
ステップ1️⃣:プレスリリースの作成
まずは投げ込みをしたいプレスリリースの作成をします。
作成のときに意識してほしいことが、記者クラブは「社会性の高い情報を求めている集まり」だということです。
記者ごとに、それぞれのテーマに応じて世の中に必要とされる情報を届けることが活動の目的です。営利目的での自社商品やサービスのプレスリリースを投げ込みしても効果は望めない可能性が高いと覚えておきましょう。
投げ込みを行う場合は、社会課題の解決につながる活動、社会貢献性のあるイベントの情報や、地域の経済活動に役立つ情報など、社会性が高い情報に絞ったほうがよさそうです。
なんでも投げ込みをすればいいと言うわけではなく、内容に応じて投げ込みも効果的であると言えます。
ステップ2️⃣:記者クラブへ連絡を取る
プレスリリースが出来上がったら記者クラブに連絡を取りましょう。
中には事前連絡なしで投げ込みを受け付けている記者クラブもありますが、投げ込み方法や時間などの確認のためにも一度電話で連絡を取るようにしてください。
投げ込みの方法は記者クラブごとにルールが異なります。
・幹事者の企業名と担当者名
・プレスリリースの必要な部数
・配信可能日
・投げ込み方法
など、プレスリリースを投げ込みしたい旨を伝えて確認するようにしてください。
ステップ3️⃣:投げ込み
ステップ2で確認した内容をもとに、記者クラブへ投げ込みを行います。
当日に直接投げ込みを行う場合は、投げ込みだけを行って帰ることも可能です。しかしもし記者がいるようであれば、名刺交換をしたり、詳細の説明をすることができるチャンスです。せっかく訪問する機会ですので、できることをやってみてください。
記者クラブによっては挨拶周りを禁止している場合もあります。
ステップ2の電話の際に確認しておくことをおすすめします。
⚠️投げ込みを行う際の注意点
情報を届ける手段として有効に使える「投げ込み」ですが、注意点もあります。
間違った方法で使ってしまうと以後の広報活動に悪い影響を与える可能性もありますので、しっかりと確認しておいてください。
🔶記者クラブのルールに従う
先述したように記者クラブには、それぞれの記者クラブごとに投げ込みを行う手順や、禁止されていることなどがあります。
誤ったやり方で投げ込みをしていると、最悪の場合ブラックリストに追加され、今後受け入れを拒否される可能性もあります。
むやみやたらに投げ込みをするのは絶対にNGです。ルールに従って行動するようにしてください。
🔶広告・宣伝は投げ込みしない
記者クラブは決して無料で宣伝ができる場所ではありません。あくまで記者クラブに所属している記者は社会性や公共性が高い情報を集め発信していくために集まっています。
宣伝やチラシは広告です。プレスリリースとは似て非なるものですので、記者クラブに広告は投げ込みをしないように注意してください。
広報と広告の違いに関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので、広報と広告の違いについて心配のある方は、投げ込みを行う前に確認しておいてください。
🔶投げ込みするプレスリリースや情報は統一する
プレスリリースの内容によっては複数の記者クラブへ投げ込みをする場合もあると思います。
その場合には、複数の記者クラブへ届けるプレスリリースや補助資料は統一することが基本です。
また記者クラブに所属している一部のメディアにのみプレスリリースを渡したいというのはNGです。記者クラブはメディア各社が公平に情報をキャッチできることが基本的なルールです。
もし一部のメディアにだけ情報提供したいということであれば、記者クラブではなく直接メディアに持ち込むようにしてください。
📌まとめ
広報担当者は記者クラブへの投げ込みを行う機会もあると思います。
ここまで紹介してきたように、記者クラブへの投げ込みはどんなプレスリリースでもできるわけではありません。
あくまで社会的に求められる情報、公共性の高い情報が求められる場ですので、決して広告を投げ込まないようにしてください。
プレスリリースの内容と投げ込み先に親和性が高ければ、それだけ広報の効果につながる可能性が高くなります。
記者クラブごとにルールはありますので、しっかりとルールは確認した上で投げ込みを行うようにしてください。
記者クラブ一覧も以下で紹介していますので、投げ込みの参考にしてください。
最後に宣伝ですが、弊社ではプレスリリースの作成や配信、投げ込みの代行も行っています。遠方でなかなか現地まで行くのが大変、プレスリリースを発信したいけれども作り方がわからないなど、広報活動に関して少しでもお悩みがあればお気軽にお問い合わせください。


